合唱構成劇 武蔵野をひらいた川崎平右衛門
「武蔵野のうたが聞こえる」
2014年9月11日〜15日
於:現代座ホール
「武蔵野のうたが聞こえる」(上演時間約92分)から4つのシーンをカットして掲載しました。
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武蔵野の歌が聞こえる
脚本・演出 木村 快
作曲     福沢 達郎
300年前の江戸時代、日本列島にいったい何がおこったのでしょうか。
目を澄ませてみましょう。かすかに武蔵野の歌が聞こえてきます。
第1幕 宝永の大地震と享保の改革
➀18世紀のはじめ、日本列島は元禄大地震、宝永大地震と相次ぐ大地震で大打撃を受けます。
シーン1 幕開き〜富士が燃える  (8分6秒)
②混乱する幕府
宝永大地震の後わずか10年の間に第5代将軍徳川綱吉、第6代将軍徳川家宣、第7代将軍徳川家継と相次いで亡くなり、 幕府は大混乱に陥ります。
③8代将軍吉宗による享保の改革 吉宗が将軍に就任したとき、幕府は40万両に及ぶ負債を抱え、財政は崩壊寸前でした。 世襲の役人では改革の実行は難しく、吉宗は大岡越前守忠相を奉行に抜擢し、「享保の改革」に取り組みます。
 吉宗と大岡は不毛の大地と言われた武蔵野台に大新田の開発を計画します。80以上の新しい村ができるというので、  それまで自分の畑を持てなかった農家の二男、三男が関東一円から集まってきます。
④困難な新田開発
しかし、新田開発は思うように進みません。武蔵野は火山灰が堆積して出来た土地で、保水が難しく、 農地を改良するのに長い時間がかかります。その上、当時は寒冷期であったため天候不順がつづき、 享保の大飢饉や元文の飢饉が相次いで起こり、幕府の財政は再び危機に追い込まれます。
シーン 困難な新田開発 (8分8秒)
⑤崩壊する武蔵野新田
  開発を始めて16年目の元文3年、武蔵野新田は完全に崩壊状態でした。大岡忠相は武蔵野の名主・川崎平右衛門に新田百姓の救済を要請します。平右衛門は救済のために、自分の村に備蓄していた食料を小金井橋へ運びます。 [合唱]小金井橋へ急げ
 

川崎平右衛門プロジェクト
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